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北陸発

民族衣装で手、心つなぐ 21美

思い思いの衣装で美術館を取り囲む参加者たち=いずれも28日、金沢21世紀美術館で(西浦幸秀撮影)

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21世紀 平和な地球 それは 夢ですか?

 色鮮やかな民族衣装を着た人たちが手と手をつなぎ、「地球」に見立てた金沢21世紀美術館(金沢市広坂)を囲むパフォーマンスアートが28日、繰り広げられた。さまざまな世代や出身国の332人が手を重ね、声を掛け合い、大きな笑顔の輪が生まれた。

 テロ事件などが多発する中、平和の大切さを感じてもらえたらと、金沢市を拠点とするプロやアマのダンサーらが催した。

ハイタッチで交流する参加者たち

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 市役所前の広場からスタート。日本の芸妓(げいぎ)をはじめ、民族衣装などを着た参加者は2列に分かれ、美術館の外周を時計回りと逆回りに進んだ。すれ違う相手とハイタッチ。1周ほど歩いて立ち止まり、一斉に手をつないだ。美術館を囲んだことが確認されると、大きな歓声が上がった。

 ウクライナ出身の金沢大留学生、エレナ・トローシュさん(27)は「楽しかった。たくさんの人が集まるのは良い考え」とほほ笑み、ベトナム人の友人らと記念撮影。アイルランド出身の金沢大准教授、セナン・フォックスさん(41)は国旗を身につけ「平和のためにも参加した」。金沢市の中野麻里子さんは「メッセージを掲げなくても平和を感じさせる。国は人の集まり。人と人が通じ合っていけたら」と願った。

 企画した金沢市のベリーダンサー、沢田雅美さん(41)は参加者の笑顔に目を潤ませ「実現できて良かった。これから何ができるかを一緒に考えたい」と、次の試みに意欲を見せた。 (押川恵理子)

 

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