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富山 2000万円ニセ電話詐欺 県内、今年最高額「ロト7当せん金」

 富山市で、宝くじの「ロト7」の当せん金受け取りをにおわせて約二千万円をだまし取るニセ電話詐欺があり、富山西署が十八日、発表した。富山県内のニセ電話詐欺の被害額としては今年に入って最高額。

 二〇一六年十月下旬、四十代の女性の携帯電話に男から「ロト7の当せん金四億円を受け取ることができる五人に選ばれた。他人に話すと受け取れない。信用を得るために一千万円が必要」などと複数回電話があり、女性は百五十万円を指定の口座に振り込んだ。

 さらに、男の指示通りに金融会社でカードを作り、そこから借りるなどした計千九百二十二万円を同年十一月〜一七年三月に指定された口座に振り込んだ。その後、男と連絡が取れなくなったため署に届けた。

下新川地域でも被害

 富山県警入善署は十八日、鉄道警察隊員をかたるニセ電話詐欺で同県東部の下新川地域の七十代女性が五十万円をだまし取られたと発表した。

 三月二十三日に女性宅に男の声で「切符の不正販売の共犯者としてあなたの名前が出ている」と電話があった。その後に弁護士をかたる男から「逮捕されたくなければJR側に示談金を払う必要がある」と電話があり、女性は今月三日、レターパックで東京都内へ送金した。

前兆電話32件 県西部で集中

県警注意呼び掛け

 富山県警捜査二課は十八日、警察官をかたるニセ電話詐欺とみられる前兆電話が県西部の四市で、およそ五時間の間に、少なくとも三十二件あったと発表した。被害はなかったが、同課は「電話があったら相手の所属と名前を聞き、警察に確認してほしい」と注意喚起している。

 同課によると、ニセ電話を受けたのは高岡市十二人、射水市四人、氷見市十三人、砺波市三人の三十〜百歳代の男女。同日午前九時ごろから午後二時ごろまでの間に、同県警捜査二課のナカガワ、イシハラ、ワタナベ、ウエダなどと名乗る男から「あなたの名義の通帳が勝手に作られている。悪用を防ぐために口座凍結の手続きが必要。日本銀行の者が手続きのためにうかがう」という内容の電話があった。

 同課は「前兆電話の後に、口座から預金を下ろさせるような電話がかかってくることが予想できる。不審電話はすぐに通報してほしい」と呼び掛けている。

 

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