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部活休養日 県内徹底へ 加賀南部は「日曜」明確化

 中学校の部活動に休養日を適切に設けるよう文部科学省が一月に全国へ通知したのを受け、石川県で新年度からの徹底を図る動きが広がっている。これまでも教員の負担軽減や生徒のけが防止の観点から各校で休養日は設けられていたが「実態が伴っていない部分もあった」(教委関係者)。通知を機に「日曜は原則休養日」と明確に決める市町が現れるなど、積極的な取り組みが目立っている。

 一九九七年の旧文部省有識者会議による提言などを受け、中学の部活動では「週一日以上の休養日」を設けることが原則とされてきた。だが二〇一六年度の全国体力テストの結果、休養日を全く設けていない中学が全国で22・4%あると分かり問題となっていた。

 毎週日曜を原則休養日に確定させたのは加賀南部四市町(小松、加賀、能美、川北)の教委だ。教育長らが協議を重ねた上で二十八日の校長研修会などで各校に伝えた。日曜に大会などがある場合は月曜に振り替えるなど柔軟な対応も認めている。

 他の市町教委も、これまで設定してきた休養日の徹底を図っている。週一日以上の休養日を求め、少なくとも月に一回は日曜を含むよう指導してきた金沢市は、通知を受けて各校に再確認を求めた。週一日の休養日を求めてきた羽咋市や宝達志水町、志賀町の教委も同様だ。白山市や珠洲市、輪島市などの教委も土・日曜のいずれかを休養日とすることを徹底している。

 部活指導に追われる教員の過度な多忙さは、過労死や教育力低下への懸念もあって社会問題となっている。愛知県のように四月から中学校は週二日、高校は週一日を必ず部活動を休みとすることを市町村教委も巻き込んで義務付けるケースも出ている。

 

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