トップ > 北陸中日新聞から > 金栄健介 ボタニカルアートの世界 > 記事

ここから本文

金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 ガクアジサイ

写真

 ガクアジサイを描くのは難儀である。花が咲き出したら慌てて描いた方が無難である。どういうことかというと、周囲に咲いた白花は、絵の額縁のように囲まって咲くことからガクアジサイの名が付き、この花を装飾花という。

 問題は中心に塊になって咲く小さな花は、両性花といって花弁が五、雄しべが十もある。

 図右上のツボミのうちはまだ描けるが、図左上の花が開くと、花弁と雄しべが伸びて、細かくてこんがらかって、形がつかめず、描けない状態になり、ツボミの開く前に早めに描くのが無難となる。

 花はきれいだと思っても、細密画の花は描くタイミングが大切なのだ。 (金沢中日文化センター講師)

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索