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金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 バラ・金蓮歩

写真

 バラの季節である。三万品種もあるバラ。育てたい花のナンバーワン。絵の黄色いバラは「金蓮歩(きんれんぽ)」という。

 中国南朝に、東昏侯(とうこんこう)という男がいて、愛する夫人に金で作った蓮(はす)の花の上を歩かせたことにちなみ「美人のあでやかな歩み」を意味するようになったという。名は二〇〇六年、日本でイメージし名付けたという。

 花は他のバラと違って、波打つ花弁が特徴らしく、次々と花を咲かせる。黄色から淡い黄色に、中心部は濃いオレンジが加わるグラデーション。その花弁は十枚で半八重の中輪。ひそかに香りを放ち、枝ぶりは横にのび、和風、清楚(せいそ)で優美。全国のバラコンクール金賞の人気品種だった。

 (金沢中日文化センター講師)

 

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