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金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 椿・三河数寄屋

写真

 絵のツバキ「三河数寄屋」は、愛知県三河地方の旧家に古木があり、四十数年前に命名された。別名は「吉良侘助(わびすけ)」といわれていたが、あだ討ちを印象づけるようで避けたのだろうか。

 三河数寄屋は、金沢の大乗寺丘陵公園にあり、花は極めて小さく、雄しべの花粉袋を葯(やく)というが、それが退化し変形しているため、種子ができない分類に入っている。

 ツバキの咲くバリエーションは花形、花柄、花色の種類は豊富で、葉形の違いや樹形にも個性がある。

 樹形には、直立して成長する立性の品種、横に伸びる横張り性のものがあり、三河数寄屋は立性で、描く重要なポイントとした。

 (金沢中日文化センター講師)

 

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