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金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 椿・加賀八朔

写真

 椿(つばき)「加賀八朔(はっさく)」を描く。八朔の命名は判明しないが、旧暦の八月一日(新暦は九月中旬前後)のことで、この日は贈答し祝う習慣があったとか。

 加賀八朔椿の開花は、それだけ早いから名付けられたのだろう。

 私がスケッチしたのは十月初め。西王母と同じく多くの花が咲いていた。一重の椀(わん)咲きで、寸法を測るとけっこう大きい中輪白花。石川県で古くから栽培されていて、地元では「八朔椿」と呼ばれていたという。

 その起源は東北、北陸の日本海側に咲くユキツバキにヤブツバキを交配してユキバタツバキとなり、八朔椿はその系統の園芸品種として人々に親しまれてきた。

 (金沢中日文化センター講師)

 

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