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金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 バラ・ドゥフトゴルト

写真

 昔からとげのある植物には魔よけの効力があると言われてきた。バラはそのうちのひとつで、魔よけ用に茂った生け垣を作った。とげは邪気を払い魔物を容易に受け付けず、花は色や香りを楽しめ両得だった。ユズの生け垣も同様である。

 絵のバラは「ドゥフトゴルト」あるいは「ドフトゴールド」と表示され、三十四年前にドイツで生まれた。四季咲きの中サイズの樹高。花は花弁の先が白く、中心に向かって濃黄色が強いボカシが見られる。

 秋、剪定(せんてい)されたとげのある枝からすぐ若枝を伸ばし、花が咲いた様子が面白く、ありのままを描こうととげを意識した。魔よけ絵になればいいが。

 (金沢中日文化センター講師)

 

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