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金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 ヨウシュヤマゴボウ

写真

 込み入った住宅のブロック塀から頭を出すヨウシュヤマゴボウ。毎年、夏から秋にかけ、緑から赤黒に変わり、さらに黒紫になるブドウの房のような実と茎の赤色との対比が美しく、そこを通るのが楽しみだった。

 軒下の狭い所から伸びるたくましさに、いつかきっと絵にすると心に決めた。ところが、広々とした金沢城公園に真っすぐ伸びるこの実があった。だが、はうように伸びるブロック塀の実の方が魅力的で、描くことにした。

 ヨウシュヤマゴボウは“洋種”と書き北米産。明治初期に渡米し後に野生化した。アメリカヤマゴボウともいい黒紫色の実をつぶすと赤い汁が出るところから、インクベリーともいう。

 (金沢中日文化センター講師)

 

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