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金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 白花サルスベリ

写真

 秋らしさを感じながら、夏から今も美しく咲き続けるサルスベリ。

 花期が長く百日も花を付ける意味の“百日紅”ともいう。絵はその白花。木肌がツルツルしてサルも滑りそうだと名付けられたのは、あまりにも有名。

 金沢駅西から県庁にかけての大通りの中央分離帯に、小木の花が美しい。

 絵の右上をアップで見ると、六枚の花弁は複雑に縮れて形が分かりにくい。中心の細かい雄しべが、多数糸状の束になり、その外側に六本の雄しべが渦巻いて、不思議な花のしくみである。

 うわさでは、幹をくすぐると花が細かく揺れ、まるで盛んに話しているように見え“雄弁”という花言葉が付くという人がいる。奇妙な話である。

 (金沢中日文化センター講師)

 

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