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金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 タカサゴユリ

写真

 大きく美しい花を咲かせる種類の多いユリは、古くから愛好されていた。

 江戸時代以来の園芸書や本草書に数多く登場し、そのなかで奄美、沖縄諸島に自生するテッポウユリと類似近縁種のタカサゴユリも紹介されている。

 さらに明治から太平洋戦争前まで、日本のユリは重要な輸出品で、特にテッポウユリは復活祭を飾る花として欧米で大変人気だったらしい。

 よく似ているタカサゴユリ。タカサゴとは台湾のこと、栽培は大正末期に耐寒性と発芽しやすさから、日本の関東以西の暖地に広がった。

 テッポウユリとの違いは、ラッパ形の筒部分に淡紫色のスジが入る。種まきから一年以内で開花とは驚いた。

 (金沢中日文化センター講師)

 

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