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金栄健介 ボタニカルアートの世界

【城下町金沢 花色もよう】 キキョウ

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 秋草の代表、キキョウの凜(りん)とした美しさは、七草の中でもひときわ目立つ。古くから自生し「万葉集」に山上憶良が秋の七草を詠んだ歌があり、登場のアサガオはキキョウだろうという。

 本来、キキョウは秋の季語だった。ところが最近、どの植物図鑑でも秋編には記載されず、春から夏編に見る。

 兼六園内では二〇〇一〜〇四年七月中旬毎年描いた。金沢城内では一三年七月初旬、昨年は七月に、花が終わっていた。絵は今年七月初旬に県庁内で描いた。

 近年、日本で自生の花は激減して絶滅危惧種にランクされ、現在は品種改良が進み色数が増え、一重から八重まであり早咲き園芸品種が多く、今や清涼な夏の花といえそうだ。

 (金沢中日文化センター講師)

 

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