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スポットライト

子ども金工教室 伝統の加賀象眼を体験

加賀象眼(かがぞうがん)づくりを体験(たいけん)する子どもたち=石川県金沢市大和町(いしかわけんかなざわしだいわまち)の金沢職人大学校(しょくにんだいがっこう)で

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 石川県金沢市内(いしかわけんかなざわしない)の小学校五、六年生が夏休(なつやす)み中、同市大和町(どうしだいわまち)の金沢職人大学校(しょくにんだいがっこう)で、金沢の伝統工芸品(でんとうこうげいひん)「加賀象眼(かがぞうがん)」の製作(せいさく)体験を通じて金属美術(きんぞくびじゅつ)品作りの教室に参加(さんか)しました。教室は四回、開催(かいさい)され、初日(しょにち)は十三人が参加し、ペンダントなどを作りました。

 加賀象眼は金属に溝(みぞ)を掘(ほ)り、そこにほかの金属をはめ込(こ)み、さまざまな模様(もよう)を刻(きざ)む美術作品(さくひん)です。金沢では江戸時代(えどじだい)から製作が始(はじ)まりました。現在(げんざい)もオブジェや花器(かき)、ペンダントなどが作られています。加賀象眼を知ってもらうことで、将来(しょうらい)の金工作家(きんこうさっか)になる人を発掘(はっくつ)しようと、市が主催(しゅさい)しました。今回は、日ごろ、象眼製作に携(たずさ)わる前田真知子(まえだまちこ)さんが指導にあたりました。

 前田さんから加賀象眼の説明(せつめい)を受(う)け、基本的(きほんてき)な金工の技術(ぎじゅつ)を学(まな)びました。参加者(しゃ)たちは早速(さっそく)「タガネ」という道具(どうぐ)を使(つか)って、真(しん)ちゅうの板(いた)に模様を刻んだり、刻んだ模様に銅(どう)線をはめ込んだりしました。

 同市千坂(ちさか)小五年の吉田彩乃(よしだあやの)さんは「初(はじ)めて金工の体験(たいけん)をしたが、思ったように模様を刻むことができずに難(むずか)しかった。頑張(がんば)って上手(じょうず)になりたい」と話(はな)していました。 (草野大貴(くさのだいき))

 

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