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スポットライト

科学の面白さ伝える教室 変わる反射音 聞き分け

床(ゆか)を棒(ぼう)で打(う)った音(おと)を頼(たよ)りに壁(かべ)に近(ちか)づく児童(じどう)=石川県野々市市(いしかわけんののいちし)の金沢工業大(かなざわこうぎょうだい)で

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 石川県野々市市(いしかわけんののいちし)の小学生に科学(かがく)の面白(おもしろ)さを伝(つた)える教室(きょうしつ)「カメリアキッズ・空間(くうかん)サイエンス編(へん)」が、同市(どうし)の金沢工業大(かなざわこうぎょうだい)でありました。テーマは「音(おと)」で、四〜六年生十四人が音を頼(たよ)りに壁(かべ)にできる限(かぎ)り近づきました。

 同大(どうだい)の土田義郎教授(つちだよしおきょうじゅ)とゼミ生十九人が講師(こうし)を務(つと)めました。目隠(めかく)しをした児童(じどう)たちは床(ゆか)を棒(ぼう)で何度(なんど)も打(う)ち、壁からの反射音(はんしゃおん)の大きさを聞(き)き分(わ)けながら、一歩(ぽ)ずつ距離(きょり)を縮(ちぢ)めていきました。

 土田教授が「声を出しながら、手のひらを徐々(じょじょ)に口(くち)に近(ちか)づけると、声(こえ)の大きさが変(か)わってくる」とアドバイスする場面(ばめん)もありました。七センチで最(もっと)も壁まで近づくことができた同市御園(みその)小四年の乾雄大君(いぬいゆうだいくん)は「反射した音が少しずつ大きくなっていくのが分かった。もっと音を調(しら)べたくなった」と笑顔(えがお)を見せていました。

 このほか、竹串(たけぐし)を材料(ざいりょう)にアフリカの民族楽器(みんぞくがっき)「カリンバ」を作り、目隠(めかく)しをした状態(じょうたい)でカリンバをたたいた人の位置(いち)を当(あ)てるゲームもありました。

 八月十日は衛星利用測位(えいせいりようそくい)システム(GPS)、同二十四日は「人工衛星(じんこうえいせい)」をテーマとした教室が開(ひら)かれます。 (冨田章午(とみたしょうご))

 

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