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スポットライト

剣道クラブ 心身鍛え知恵と勇気

懸命(けんめい)にけいこに励(はげ)む小学生たち=石川県小松市桜木体育館(いしかわけんこまつしさくらぎたいいくかん)で

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 石川県小松市(いしかわけんこまつし)の剣道(けんどう)クラブ「小松桜木剣正会(こまつさくらぎけんせいかい)」は、全国大会出場経験(ぜんこくたいかいしゅつじょうけいけん)もある県内屈指(けんないくっし)の強豪(きょうごう)です。約四十人の小中学生が、竹刀(しない)を手(て)に日々(ひび)のけいこで心身(しんしん)を鍛(きた)えています。

 クラブは五十年以上(いじょう)の歴史(れきし)を持(も)ち、けいこは週(しゅう)に五日(いつか)ほど。藤井勝司監督(ふじいかつしかんとく)(45)らが熱心(ねっしん)に指導(しどう)しています。同市芦城(どうしろじょう)小学校五年の藤井啓士朗(ふじいけいしろう)君は「けいこは厳(きび)しいけれど、うまく一本(いっぽん)を奪(うば)えた時(とき)が楽(たの)しい」とのめり込(こ)んでいます。白山(はくさん)市広陽(こうよう)小学校六年の尾蔵笑(おぞうえみ)さんは「土日(どにち)に遊(あそ)びたい時もあるけど、試合(しあい)に勝(か)てた時が本当(ほんとう)にうれしい」と話(はな)します。

 小松市は歌舞伎(かぶき)の名作(めいさく)「勧進帳(かんじんちょう)」の舞台(ぶたい)として知(し)られています。剣正会は勧進帳でも描(えが)かれる知恵(ちえ)、思(おも)いやり、勇気(ゆうき)を合(あ)わせ持(も)つ剣士(けんし)の育成(いくせい)を目指(めざ)しています。藤井監督は「礼儀(れいぎ)と正義感(せいぎかん)を持ち、感謝(かんしゃ)と思いやりのある大人(おとな)に育(そだ)ってほしい」と願(ねが)っています。

 同市日末(ひずえ)小学校六年の荒川(あらかわ)みさとさんは「剣道を通(とお)して自然(しぜん)とあいさつができるようになり、礼儀が身(み)に付(つ)いた」と実感(じっかん)しています。剣士として「全国大会(ぜんこくたいかい)で勝てるように成長(せいちょう)したい」と意欲(いよく)を見(み)せています。

  (青山直樹(あおやまなおき))

 

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