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スポットライト

珍しい虫 ウスバカマキリ見つけた

ウスバカマキリの標本(ひょうほん)を手に発見(はっけん)を振(ふ)り返(かえ)る加藤修至君(かとうしゅうじくん)=石川県白山(けんはくさん)市の県ふれあい昆虫館(こんちゅうかん)で

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 石川県金沢(けんかなざわ)市杜(もり)の里(さと)小学校三年、加藤修至君(かとうしゅうじくん)が、沖縄県(おきなわけん)の八重山諸島(やえやましょとう)の黒島(くろしま)で珍(めずら)しいカマキリの仲間(なかま)「ウスバカマキリ」を採集(さいしゅう)しました。この島(しま)で見(み)つかったのは初(はじ)めてで、大発見(だいはっけん)に加藤君は「すごくうれしい」と笑顔(えがお)を見せました。

 昨年(さくねん)七月に家族旅行(かぞくりょこう)で訪(おとず)れた黒島を探検中(たんけんちゅう)、透(す)き通(とお)るような緑色(みどりいろ)のカマキリを発見(はっけん)。前脚(あし)に初めて見る目玉のような模様(もよう)がありました。「これまで見たことがないきれいな虫だった」と出合(であ)いを振(ふ)り返(かえ)ります。

 県ふれあい昆虫館(こんちゅうかん)によると、ウスバカマキリは人間が手入(てい)れして環境(かんきょう)が保(たも)たれた草地(くさち)など、限(かぎ)られた場所(ばしょ)にしか住(す)めません。沖縄や石川では将来絶滅(しょうらいぜつめつ)する恐(おそ)れもある珍しい虫です。

 加藤君は持(も)ち帰(かえ)ったカマキリを育(そだ)て、観察結果(かんさつけっか)を夏休みの自由研究(じゆうけんきゅう)にまとめました。ただ大発見と分かり、標本(ひょうほん)にすることが決(き)まった時は少し悲(かな)しかったといいます。「大切に育てていたから。今でもウスバカマキリを思うと泣(な)きそうになる」。

 強かったり、かっこよかったり、いろんな昆虫が好(す)きだという加藤君。「また珍しいカマキリやクワガタを探(さが)したい」と目を輝(かがや)かせています。

  (谷口大河(たにぐちたいが))

 

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