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スポットライト

税の使いみち総選挙 お年寄りのためにグランプリ

賞状(しょうじょう)を手に「総選挙(そうせんきょ)」を振(ふ)り返(かえ)る尾谷実保(おたにみほ)さん(左)と母の唱子(しょうこ)さん=石川県金沢市内(けんかなざわしない)で

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 石川県金沢(けんかなざわ)市城南(じょうなん)中学校一年の尾谷実保(おたにみほ)さんは、金沢市菊川町(きくがわちょう)小学校六年だった二月に、「税(ぜい)の使(つか)いみち総選挙(そうせんきょ)」でグランプリに輝(かがや)きました。

 「総選挙」では、金沢市の小学校十校と、同(どう)県津幡(つばた)町中条(ちゅうじょう)小の六年生九百六十人が、税金(ぜいきん)の新しい使い道についてアイデアを出しました。最終選考(さいしゅうせんこう)に残(のこ)った十人が、金沢市内(しない)で発表(はっぴょう)しました。来場(らいじょう)した児童(じどう)や保護者(ほごしゃ)三百人が、一番いいと思う案(あん)に投票(とうひょう)をして、グランプリを選(えら)びました。

 お年寄(としよ)りの運転(うんてん)する車の交通事故(こうつうじこ)が多いことが気になっていた実保さんは、お年寄りを無料(むりょう)で買(か)い物(もの)や病院(びょういん)へ連(つ)れて行くバスを全国(ぜんこく)で走らせるべきだと提案(ていあん)しました。母(はは)の唱子(しょうこ)さん(38)が、広島(ひろしま)県東広島(ひがしひろしま)市で一人暮(ひとりぐ)らしをしている祖母(そぼ)の運転(うんてん)について「危(あぶ)なくなってきた」「ブレーキをもっと早く踏(ふ)んでほしい」と口にしていたことも、思いついた理由(りゆう)です。

 実保さんは「お年寄りの運転は、本人(ほんにん)だけじゃなくて、家族(かぞく)も周(まわ)りの人も心配(しんぱい)。無料バスがあったらみんなが安心(あんしん)できる」と話(はな)しています。「自分がおばあちゃんになった時にも、住(す)んでいる場所(ばしょ)にあったらいいな」

  (伊藤隆平(いとうりゅうへい))

 

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