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スポットライト

ペットボトルのキャップ回収 こつこつワクチン78人分

業者(ぎょうしゃ)に集(あつ)めたキャップを手渡(てわた)す種村優花(たねむらゆか)さん(中)=石川県金沢(けんかなざわ)市浅野川(あさのがわ)中学校で

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 石川県金沢市内(けんかなざわしない)の小中学校四校が約(やく)四百キロのペットボトルのキャップを回収(かいしゅう)しました。その過程(かてい)で得(え)た利益(りえき)を、発展途上国(はってんとじょうこく)の子どもたちのためのワクチン代(だい)に寄付(きふ)する活動(かつどう)です。浅野川(あさのがわ)中学校が中心になって始(はじ)め、中学校下の大浦(おおうら)、諸江町(もろえまち)、浅野川の各小学校三校も参加(さんか)しました。

 始まりは二〇一六年二月。浅野川中生徒(せいと)会が、市内でも取(と)り組(く)む学校があることを知り「一人でも多くの命(いのち)を救(すく)いたい。浅野川中でもやろう」と提案(ていあん)しました。生徒会の担当教諭(たんとうきょうゆ)を通して、小学校にも協力(きょうりょく)を呼(よ)び掛(か)けました。

 浅野川中は「思いやりの心を世界(せかい)に届(とど)けよう」の合言葉(あいことば)で活動しました。登下校(とうげこう)の際(さい)に生徒にキャップを入れてもらおうと、玄関(げんかん)に箱(はこ)を設置(せっち)したほか、月に一回ある全校集会(ぜんこうしゅうかい)で、生徒会が活動への協力を呼び掛けました。

 そのかいあって、七十八人分のワクチンにあたる約六万二千個(こ)のキャップが集(あつ)まりました。生徒会長の種村優花(たねむらゆか)さん=二年=は「正直(しょうじき)ここまで集まるとは思っていなかったのでうれしい。発展途上国の子どもたちのために使(つか)ってほしい」と話(はな)していました。

  (稲垣達成(いながきたつなり))

 

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