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スポットライト

アサガオの研究 酸性雨の影響も探る

アサガオの研究(けんきゅう)を地道に続(つづ)けてきた三浦理紗子(みうらりさこ)さん=富山県(とやまけん)富山市科学博物館(かがくはくぶつかん)で

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 富山県(とやまけん)富山市南部(なんぶ)中学校三年の三浦理紗子(みうらりさこ)さんは小学一年生のときから八年連続(れんぞく)で、夏休(なつやす)みに自宅(じたく)でアサガオを研究(けんきゅう)しました。この間(かん)の努力(どりょく)と成果(せいか)が認(みと)められ、科学(かがく)に取(と)り組(く)む姿勢(しせい)をたたえる「ジュニア科学賞(かがくしょう)・とやま」を受賞(じゅしょう)しました。「授業(じゅぎょう)では分(わ)からないアサガオの姿(すがた)が分かって良(よ)かった」と話(はな)しています。

 研究は、夏休みの宿題(しゅくだい)をきっかけに始まりました。「きれいな花(はな)が咲(さ)いたのがうれしくて」。最初(さいしょ)は花(はな)や葉(は)の観察(かんさつ)にとどまっていましたが、次第(しだい)に光(ひかり)と成長(せいちょう)の関係(かんけい)を調(しら)べるように。高学年になると、光(ひかり)の種類(しゅるい)や時間(じかん)を調整(ちょうせい)する環境(かんきょう)をつくり、条件(じょうけん)ごとの変化(へんか)に目(め)を凝(こ)らしました。

 中学生になると環境問題(かんきょうもんだい)に着目(ちゃくもく)。昨年の夏は酸性雨(さんせいう)の影響(えいきょう)を探(さぐ)りました。雨(あめ)の後(あと)に時々(ときどき)、花(はな)に白(しろ)い斑点(はんてん)が現(あらわ)れるのに気付(きづ)いたからです。この斑点は、レモンで作(つく)った酸性の水溶液(すいようえき)を吹(ふ)き掛(か)けても出現(しゅつげん)しました。雨の酸性度(ど)も調(しら)べ、富山で酸性雨が降(ふ)っていることを明(あき)らかにしました。

 今夏(こんか)は勉強(べんきょう)に集中(しゅうちゅう)する予定(よてい)ですが、「中学を卒業(そつぎょう)してからも、興味(きょうみ)のあることを調べたい」と研究への熱意(ねつい)は変(か)わりません。将来(しょうらい)は「子(こ)どもたちに理科(りか)の楽(たの)しさを教(おし)えたい」と夢(ゆめ)を思(おも)い描(えが)いています。

  (山本真士(やまもとまさし))

 

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