トップ > 北陸中日新聞から > マナビバ > スポットライト > 記事

ここから本文

スポットライト

ふるさとのツバメ総調査 地元の人の優しさ知る

同級生(どうきゅうせい)たちと町を歩(ある)き、ツバメの巣(す)を探(さが)した野村梨七(のむらりな)さん(中)=石川県白山(けんはくさん)市水澄(みすみ)町で

写真

 石川県内(けんない)の小学(しょうがく)六年生がツバメの巣(す)作り状況(じょうきょう)を調(しら)べる「ふるさとのツバメ総調査(そうちょうさ)」は五月中旬、県内全域(ぜんいき)で行われました。同県白山(どうけんはくさん)市石川小学校六年の野村梨七(のむらりな)さんは父親から借(か)りた双眼鏡(そうがんきょう)を手に、同級生(どうきゅうせい)と四人グループで巣を探(さが)し歩きました。

 「古い家とかにあるんじゃないか」という父親のアドバイスも参考(さんこう)に見て回りますが、なかなか見つかりません。ようやく民家(みんか)の軒下(のきした)で発見(はっけん)すると「おわん型(がた)や」とじっくり観察(かんさつ)。巣の真下(ました)にたまったふんを見て、今も使(つか)われている巣だと推測(すいそく)しました。

 納屋(なや)の中にたくさんの巣がある家も。ある民家の納屋では出入り口のガラスを一部(いちぶ)外して、ツバメの通り穴(あな)を作り、巣のある建物内(たてものない)に自由(じゆう)に出入りできるようにしてありました。野村さんは「あんなに小さな穴から入れるんだ」と驚(おどろ)き、地元の人たちの優(やさ)しさを感(かん)じていました。

 調査で一時間ほど町を歩き回り、最後(さいご)はへとへとに。でも、初体験(はつたいけん)の調査を終(お)え「楽しかった」と笑顔(えがお)です。「もし自分の家に巣ができたら、やり過(す)ぎじゃないくらいで、子育(こそだ)てを手伝(てつだ)ってあげたい」と語っていました。

  (福岡範行(ふくおかのりゆき))

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索