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スポットライト

新年の伝統行事 「鬼」に命中魔を払う

弓を構(かま)えて「鬼(おに)」と書かれた的(まと)を狙(ねら)う児童(じどう)=富山県氷見(とやまけんひみ)市の伊勢玉神社(いせたまじんじゃ)で

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 「鬼(おに)」と書(か)かれた大的(おおまと)を射抜(いぬ)いて魔(ま)を払(はら)う伝統行事(でんとうぎょうじ)「奉射(ぶしゃ)の儀(ぎ)」が新年早々(しんねんそうそう)に富山県氷見(とやまけんひみ)市の伊勢玉神社(いせたまじんじゃ)でありました。

 同(どう)神社で三十年ほど前から続(つづ)く神事です。弓(ゆみ)の弦(つる)をはじく音(おと)で邪気(じゃき)を払う「鳴弦(めいげん)の儀」の後(あと)に、同市朝日丘(あさひがおか)小学校四〜六年生の十一人が挑戦(ちょうせん)しました。

 初(はじ)めに鈴木瑞麿宮司(すずきみずまろぐうじ)が、鬼を払う意味(いみ)を込(こ)めて左右反対(さゆうはんたい)に「鬼」と書かれた的(縦(たて)、横(よこ)ともに一メートル)に矢(や)を命中(めいちゅう)させ、一年の安全(あんぜん)を願(ねが)いました。子どもたちは鈴木宮司に支(ささ)えられながら弓を構(かま)え、五メートル離(はな)れた場所(ばしょ)から矢を放ちました。見事(みごと)に命中させると、周囲(しゅうい)から拍手(はくしゅ)と歓声(かんせい)が湧(わ)きました。

 的に射(い)ることができた六年の水谷仁子(みずたににこ)さんは「一瞬(いっしゅん)の矢を的に当(あ)てられてうれしい。春から中学生になるので、部活(ぶかつ)に力を入れたい」と笑顔(えがお)でした。六年の岩倉幸花(いわくらさちか)さんは「弓が硬(かた)くて難(むずか)しかった。成績(せいせき)が上(あ)がるように頑張(がんば)りたい」と話しました。

  (高島碧(たかしまみどり))

 

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