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スポットライト

稚魚放流 カジカ生きる川を残す

瀬波(せなみ)川にカジカを放流(ほうりゅう)する子どもたち=石川県白山(けんはくさん)市瀬波(せなみ)で

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 石川県白山(けんはくさん)市瀬波(せなみ)の瀬波川(せなみがわ)で十月下旬(げじゅん)、同市白嶺(どうしはくれい)小学校の子どもたち九人が淡水魚(たんすいぎょ)カジカ(ゴリ)の稚魚(ちぎょ)九千匹(びき)を放流(ほうりゅう)しました。

 地元住民(じゅうみん)でつくる会社「白山瀬波(はくさんせなみ)」が企画(きかく)しました。カジカは水がきれいな川に生息(せいそく)する魚でダム建設(けんせつ)や埋(う)め立て工事(こうじ)で生息数が減(へ)っているといいます。今年(ことし)で四年目となる放流は、瀬波川にカジカを残(のこ)し、子どもたちに自然(しぜん)に親(した)しんでもらうのが目的(もくてき)です。

 子どもたちは体長三センチ前後の稚魚に「オタマジャクシみたい」「ぬるぬるしてる」と大はしゃぎ。手にしたバケツをそっと傾(かたむ)けて放(はな)すと、水中を見る道具(どうぐ)「箱(はこ)メガネ」を使(つか)い、元気に泳(およ)ぎ回る姿(すがた)を観察(かんさつ)しました。

 稚魚は約(やく)二年で成魚(せいぎょ)になり、体長は五〜八センチに成長(せいちょう)します。二年の吉田奈央(よしだなお)さんは「小さな魚をたくさん見られてうれしかった。大きくなった姿も見に来(き)たい」と話(はな)しました。

  (谷口大河(たにぐちたいが))

 

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