トップ > 北陸中日新聞から > マナビバ > あらかると > 記事

ここから本文

あらかると

【新聞わーくシート】北前船ゆかりの「日本遺産」に追加

海(うみ)を背景(はいけい)に黒瓦(くろがわら)が重(かさ)なり合(あ)う景観(けいかん)が広(ひろ)がる黒島(くろしま)地区=石川県輪島市門前町(いしかわけんわじましもんぜんまち)黒島町で

写真

小松、輪島の文化財も

 文化庁(ぶんかちょう)は、北前船(きたまえぶね)ゆかりの「日本遺産(いさん)」に石川(いしかわ)、富山(とやま)、京都(きょうと)などの文化財を追加しました。どんな内容(ないよう)でしょうか。

 ■掲載(けいさい) 5月25日 朝刊(ちょうかん)一面(めん)(富山向(とやまむ)け)社会(しゃかい)面(石川(いしかわ)向け)、石川面

参考(さんこう)の記事(きじ)

 文化庁(ぶんかちょう)は(五月)二十四、地域(ちいき)の有形(ゆうけい)、無形文化財(むけいぶんかざい)をテーマでまとめて魅力(みりょく)を発信(はっしん)する「日本遺産(いさん)」として新たに十三道県(どうけん)の十三件(けん)を認定(にんてい)した。第(だい)四弾(だん)となる今回で計六十七件となった。二〇一七年度(ねんど)に認定された北前船(きたまえぶね)ゆかりの石川(加賀(かが)市)など七道県にまたがる「荒波(あらなみ)を越(こ)えた男たちの夢(ゆめ)が紡(つむ)いだ異空間(いくうかん)〜北前船寄港地(きこうち)・船主集落(せんしゅしゅうらく)」には、石川県小松(こまつ)市や輪島(わじま)市のほか、富山(とやま)(富山市、高岡(たかおか)市)、京都(きょうと)、大阪(おおさか)、鳥取(とっとり)、島根(しまね)、岡山(おかやま)、広島(ひろしま)の各府県(かくふけん)の文化財が追加(ついか)された。

   ※    ※

 江戸時代(えどじだい)から明治(めいじ)時代にかけ日本海で活躍(かつやく)した商(しょう)船「北前船」。寄港地や船主集落に経済的繁栄(けいざいてきはんえい)をもたらし、商家(しょうか)や蔵(くら)など大規模(だいきぼ)な建物(たてもの)、町の小路(しょうじ)が海へ向(む)かう町割(わ)りの特徴(とくちょう)が今も残(のこ)る。

 日本海の航路(こうろ)の中心基地(ちゅうしんきち)として栄(さか)えた石川県小松市安宅町(あたかまち)。船主や廻船問屋(かいせんどんや)の屋敷(やしき)のほか、北前船の面影(おもかげ)を残(のこ)す巨大(きょだい)な曳舟(ひきぶね)が町内(ちょうない)を巡(めぐ)る「安宅まつり」が受(う)け継(つ)がれ、安宅住吉神社(すみよしじんじゃ)には多くの船絵馬(ふなえま)が奉納(ほうのう)されている。

 梯(かけはし)川の河口左岸(かこうさがん)にある老舗料亭(しにせりょうてい)「長沖(ながおき) 金剛(こんごう)」(国登録(とうろく)有形文化財)。安宅最大級(さいだいきゅう)の船主が交易(こうえき)で築(きず)いた資産(しさん)を投(とう)じて建(た)てた接客用(せっきゃくよう)の離(はな)れ座敷(ざしき)で、長沖が一九四六年に購入(こうにゅう)、現在地(げんざいち)に移築(いちく)して当時の建築技術(けんちくぎじゅつ)の高さを伝(つた)える。

 北前船の船主や船員(せんいん)の居住地(きょじゅうち)として栄(さか)えた輪島市門前町黒島(もんぜんまちくろしま)町は、海を背景(はいけい)に、黒瓦(くろがわら)が重(かさ)なり合(あ)う美(うつく)しい景観(けいかん)が一望(いちぼう)できる。〇九年に国の重要伝統的建造物群保存地区(じゅうようでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)(船主集落(せんしゅしゅうらく))に選定(せんてい)され、一一年には能登半島地震(のとはんとうじしん)で被災(ひさい)した廻船問屋住宅(じゅうたく)の旧角海家住宅(きゅうかどみけじゅうたく)(国指定重要文化財(くにしていじゅうようぶんかざい))の復元工事(ふくげんこうじ)を終(お)えた。

  ■監修(かんしゅう) 砂上昌一(すながみしょういち)(NIE(エヌアイイー)コーディネーター)

記事を読んで考えよう(基本問題)

(1)日本遺産(いさん)とは何ですか。

 a 地域(ちいき)の有形(ゆうけい)・無形文化財(むけいぶんかざい)をまとめて発信(はっしん)するもの

 b 日本の文化(ぶんか)遺産を保護(ほご)するもの

 c 日本にある世界(せかい)文化遺産のこと

(2)日本遺産は今回を含(ふく)めて全部(ぜんぶ)で何件(けん)になりましたか。

 a 13件  b 67件  c 100件

(3)北前船(きたまえぶね)はどんな船ですか。

 a 室町時代(むろまちじだい)に中国と日本を行(い)き来(き)した貿易(ぼうえき)船

 b 江戸(えど)から明治(めいじ)にかけて日本海で活躍(かつやく)した商船(しょうせん)

 c 江戸から明治にかけて活躍した軍船(ぐんせん)

発展問題にチャレンジ

(1)船絵馬(ふなえま)を奉納(ほうのう)する主(おも)な目的(もくてき)は何ですか。

 a 漁(りょう)の大漁(たいりょう)を願(ねが)って

 b 航海(こうかい)の安全(あんぜん)と商売繁盛(しょうばいはんじょう)を願って

 c 家内安全(かないあんぜん)を願って

(2)北前船(きたまえぶね)の船主(せんしゅ)や船員(せんいん)の住居(じゅうきょ)として栄(さか)えた能登(のと)の地域(ちいき)はどこですか。

 a 珠洲市飯田町(すずしいいだまち)

 b 輪島(わじま)市門前(もんぜん)町黒島(くろしま)町

 c 能登町宇出津(のとちょううしつ)

(3)北前船は北海道(ほっかいどう)から主に何を運(はこ)んできましたか。

 a 米(こめ)  b 塩(しお)

 c コンブ、ニシンなど海産物(かいさんぶつ)

小学校中学年以上(いじょう)

 日本遺産(いさん)に追加認定(ついかにんてい)された北前船(きたまえぶね)について知(し)ろう。

 発展問題(はってんもんだい)(3)は答(こた)えを募集(ぼしゅう)します。はがきに住所(じゅうしょ)、氏名(しめい)、郵便番号(ゆうびんばんごう)、学校、学年、電話(でんわ)番号、掲載(けいさい)日を書(か)き、〒920 8573(住所不要(ふよう)) 北陸(ほくりく)中日新聞報道部NIE係(ほうどうぶエヌアイイーがかり)に送(おく)ってください。締(し)め切りは7月7日必着(ひっちゃく)。正解者(せいかいしゃ)の中から2人に図書(としょ)カードを差(さ)し上げます。

 ■解答(かいとう) 基本問題(きほんもんだい)(1)a (2)b (3)b ▽発展(はってん)問題(1)b (2)b ▽6月17日の発展問題(3)の答(こた)えはcです。

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索