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【新聞わーくシート】ボラ待ちやぐら復活

大学生や高校生たちの協力(きょうりょく)で復活(ふっかつ)したボラ待(ま)ちやぐら  =石川県穴水(けんあなみず)町川島(かわじま)で

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 能登半島(のとはんとう)・穴水湾(あなみずわん)(石川県(けん)穴水町)に伝(つた)わる「ボラ待(ま)ちやぐら」が復活(ふっかつ)しました。昨年(さくねん)春に倒壊(とうかい)したやぐらが、大学生、高校生、地元漁師(りょうし)らの協力(きょうりょく)で修復(しゅうふく)されました。どんなやぐらができたのでしょうか。

■掲載(けいさい) 8月31日能登面(のとめん)

 参考(さんこう)の記事(きじ) 

 穴水(あなみず)町の伝統漁(でんとうりょう)に使(つか)われてきた「ボラ待(ま)ちやぐら」が(八月)三十日、同(どう)町川島(かわじま)に復活(ふっかつ)した。昨年(さくねん)四月に強風(きょうふう)で倒壊(とうかい)した町のシンボルを、学生や地元漁師(りょうし)らが協力(きょうりょく)して修復(しゅうふく)した。学生たちは完成(かんせい)したやぐらの上から穏(おだ)やかな海を眺(なが)め、達成感(たっせいかん)をかみしめた。

 高崎経済大(たかさきけいざいだい)(群馬県(ぐんまけん))、金沢星稜(かなざわせいりょう)大の学生と穴水高校の生徒(せいと)、地元の漁師ら計六十人が二十九、三十日の二日間にわたって作業(さぎょう)に参加(さんか)。海上(かいじょう)でスギの丸太を組(く)み立て、高さ約(やく)八メートルのやぐらを完成させた。

 地元漁師の指導(しどう)で、昔(むかし)から町に伝(つた)わる組み立て方法(ほうほう)を実践(じっせん)。主柱(しゅちゅう)となる丸太三本を海に浮(う)かべてロープを結(むす)び、船の動力(どうりょく)と人力(じんりき)で立ち上げ、はしごを横(よこ)に架(か)けていった。残(のこ)り二本の主柱を入れて、最上部(さいじょうぶ)に丸太の見張(みは)り台を設置(せっち)。海中(かいちゅう)に重(おも)りを付(つ)けて固定(こてい)した。

 学生たちは水中でロープを引っ張(ぱ)ったり、丸太を運(はこ)んだり協力して重労働(じゅうろうどう)に耐(た)えた。完成したやぐらに登(のぼ)ると、青空に映(は)える里山里海(さとやまさとうみ)を眺(なが)め、ゆったりとした時間の流(なが)れを満喫(まんきつ)した。

 高崎経済大四年の清水力(しみずちから)さんは(21)は「ほかの学生や地元の漁師さんと交流(こうりゅう)しながら、これだけ大きなものを造(つく)ることができてうれしい。やぐらの上から見える景色(けしき)はとっても気持(きも)ち良(よ)い」と振(ふ)り返(かえ)った。

 穴水高三年の堂下優也(どうしたゆうや)さんは(17)は「今まではやぐらを遠くから眺めているだけだったが、自分が参加してみて初(はじ)めて、昔の人が漁に使っていたということが実感(じっかん)できた」と話(はな)していた。

 学生たちを指導した漁師の松村政揮(まつむらまさき)さん(69)は「穴水のシンボルを若者(わかもの)が造ってくれたことがうれしい。町外にどんどん発信(はっしん)してほしい」と期待(きたい)した。

■監修(かんしゅう) 砂上昌一(すながみしょういち)  (NIE(エヌアイイー)コーディネーター) 

記事を読んで考えよう(基本問題) 

(1)「ボラ待(ま)ちやぐら」は昨年(さくねん)4月に倒壊(とうかい)しましたが、今回修復(しゅうふく)されました。どうして倒壊したのでしょうか。

 a 地震(じしん)のため

 b 強風(きょうふう)のため

 c 古くなって

(2)修復に参加(さんか)したのは何人ですか。

 a 40人  b 60人  c 100人

(3)修復したやぐらの高さは何メートルですか。

 a 8メートル  b 10メートル  c 12メートル

発展問題にチャレンジ  

(1)「ボラ待(ま)ちやぐら」を使(つか)った漁法(ぎょほう)はいつごろ始(はじ)まりましたか。

 a 室町時代(むろまちじだい)

 b 江戸(えど)時代

 c 明治(めいじ)時代

(2)ボラは成長(せいちょう)するにつれて名前が変(か)わりますが、こうした魚を何と呼(よ)びますか。

 a 引(ひ)っ越(こ)し魚

 b 登(のぼ)り魚

 c 出世魚(しゅっせうお) 

(3)ボラの卵巣(らんそう)を干(ほ)して食べる珍味(ちんみ)は何と呼ばれますか。

 a コノワタ

 b クチコ

 c カラスミ

小学校中学年以上(いじょう)

 能登半島(のとはんとう)の穴水湾(あなみずわん)に復活(ふっかつ)した「ボラ待(ま)ちやぐら」について知ろう。

 発展問題(はってんもんだい)(3)は答えを募集(ぼしゅう)します。はがきに住所(じゅうしょ)、郵便番号(ゆうびんばんごう)、氏名(しめい)、学校、学年、電話(でんわ)番号、掲載(けいさい)日を書き、〒920 8573(住所不要(ふよう))北陸(ほくりく)中日新聞報道部NIE係(ほうどうぶエヌアイイーがかり)に送(おく)ってください。締(し)め切りは9月23日必着(ひっちゃく)。正解者(せいかいしゃ)の中から2人に図書(としょ)カードを差(さ)し上げます。

■解答 基本問題(1)b (2)b (3)a ▽発展問題(1)b (2)c ▽9月10日付発展問題(3)の答えはcです。

 

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