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【わたしと新聞】村上仁密(下) 記事読み何を「想う」か

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 最後(さいご)に今の私(わたし)にとって一番身近(みぢか)な「新聞」について、書いてみよう。錦城(きんじょう)中学校では、毎年三年生がNIE(エヌアイイー)の活動(かつどう)を行っている。NIEとは、Newspaper in Education(ニュースペーパー イン エデュケーション)の略(りゃく)で、学校などで新聞を教材(きょうざい)として活用することを指(さ)す。

 本校では、夏休みの宿題(しゅくだい)として一つのテーマに関(かん)する記事(きじ)を個人(こじん)で集(あつ)め、その後、同じテーマを選(えら)んだ仲間(なかま)とグループを組(く)んで、模造紙(もぞうし)一枚(まい)分の新聞を作成(さくせい)していく。新聞全体(ぜんたい)を通じて、一貫(いっかん)したメッセージ性(せい)のある言葉(ことば)に線を引き、生徒(せいと)が読みとった感想(かんそう)などを間に書いて貼(は)っていく。記事を集めるところまではできても、その記事をもとにどんな意見(いけん)を述(の)べるのか、自分の意見をより的確(てきかく)に表現(ひょうげん)するために、どんな流(なが)れで記事をレイアウトしていくのか。記事を読んで「想(おも)い」を形にすることが難(むずか)しい。

 普段(ふだん)から「自分なら…」との「想い」をもつことが大切だろう。興味(きょうみ)をもち、考えながら生活することが大切だ。たまには家族(かぞく)で、ニュースや新聞に出てくる話題(わだい)について話(はな)してはどうだろう。子どもたちがこれからを考え、生き抜(ぬ)いていく力の助(たす)けになるのではないか。 (むらかみ・ひとみ 石川県加賀(けんかが)市錦城(きんじょう)中学校)

 

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