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あらかると

【勉強基本のき】小学生の理科 自学自習理科実験編(下)

自作レンズで観察しよう

大きくして観察(かんさつ)しよう

 小さなものを大きくして観察できるものがルーペ(虫めがね)や顕微鏡(けんびきょう)ですね。自分でつくったルーペや顕微鏡でいろんなものを観察してみましょう。

レンズのふしぎ

 ルーペや顕微鏡をつくる前に。ものが大きく見えるのはレンズのおかげです。レンズの種類(しゅるい)には、真(ま)ん中の部分(ぶぶん)がふくらんでいる「とつレンズ」と、へこんでいる「おうレンズ」の二つがあります。その中でも「とつレンズ」には、ものを大きく見せるはたらきがあります。そのはたらきを利用(りよう)して、見るものを大きく見えるように調節(ちょうせつ)してつくられたものがルーペや顕微鏡です。詳(くわ)しく知りたい人は、本やインターネットなどで調(しら)べてみてください。

 私(わたし)たちの身(み)の回(まわ)りにあるレンズは、ガラスやプラスチックでできたものが多いです。けれども、透明(とうめい)なものであればレンズはつくることができるのです。

 それでは、自分でつくることができるレンズについて、材料別(ざいりょうべつ)に紹介(しょうかい)していきます。自分でつくったレンズを使って植物(しょくぶつ)や生き物(もの)、パソコンの画面(がめん)などいろんなものを観察してみましょう。しかし、虫めがねなどと一緒(いっしょ)で、絶対(ぜったい)にレンズで直接太陽(ちょくせつたいよう)を見てはいけませんよ。

(1)水でつくるレンズ

 5円玉を用意(ようい)しましょう。穴(あな)の部分にそっと水を入れて、新聞などを見てみると…。文字(もじ)はどのように見えるでしょうか。水の量(りょう)によっても見え方が変(か)わってきて面白(おもしろ)いです。

(2)氷(こおり)でつくるレンズ

 底(そこ)の丸(まる)いおわんに深(ふか)さ3センチぐらいまで水を入れ、冷凍庫(れいとうこ)で凍(こお)らせます。その時、布(ぬの)などで二重(じゅう)三重にくるむと透明な氷になりやすいです。固(かた)まったら氷を取(と)り出して、手で暖(あたた)めながらレンズの形にしていきます。うまく仕上(しあ)がると、虫めがねのように使えます。

(3)ビー玉でつくる顕微鏡

 穴あけパンチで厚紙(あつがみ)と黒のビニールテープに穴をあけたものを用意します。厚紙の穴の上(うえ)にビー玉を置(お)きます。その上からビニールテープを穴からビー玉が出るようにして厚紙ごと貼(は)り付(つ)けます。ちなみに小さいビー玉ほど、大きく映(うつ)し出すので、より細(こま)かい部分まで観察することができます。

写真

 観察したものを自主学習(じしゅがくしゅう)ノートに「これなんだ?」となぞなぞのようにして書いてみるなど、工夫(くふう)してまとめてみましょう。

 (金沢星稜(かなざわせいりょう)大さとうフィールド 木下恭一(きのしたきょういち))=さとうフィールドの皆(みな)さんは教師(きょうし)を目指(めざ)して勉強(べんきょう)しています。

参考文献(さんこうぶんけん) 「魔法(まほう)の科学実験(じっけん):理科好(りかず)きの子どもを育(そだ)てる」(山村紳一郎著(しんいちろうちょ)、日本実業出版(にほんじつぎょうしゅっぱん)社、2007年)

参考サイト 「科学のネタ帳 ビー玉が顕微鏡に大変身」http://phys-edu.net/wp/?p=75

 

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