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あらかると

【勉強基本のき】小学生の理科 自学自習理科実験編(中)

「魔法の液体」で分かること

「魔法(まほう)の液体(えきたい)」でおもしろ実験(じっけん)

 あら、不思議(ふしぎ)! もとの液体は紫色(むらさきいろ)だったのに、塩水(しおみず)や炭酸水(たんさんすい)を入れると、赤や青、さらには黄色に色が変化(へんか)します。きょうはいろいろな液体を入れると、色が変(か)わる「魔法の液体」を使(つか)った実験を紹介(しょうかい)します。やけどに注意して、できるだけ家の人と一緒(いっしょ)にやりましょう。

 まずは、その「魔法の液体」の作り方からです。ブドウやオレンジの皮(かわ)、アジサイの花などからもつくれますが、今回はムラサキキャベツを使います。ムラサキキャベツは4分の1玉ほど使います。

 作り方

<準備するもの>

ムラサキキャベツ、水500cc、耐熱容器

<レンジでチン>

 耐熱容器に水と5センチ幅(はば)にちぎったキャベツを入れ、電子(でんし)レンジで約(やく)10分間加熱(かねつ)する。水が紫色になったらさます(色が薄い場合(ばあい)は再(さい)加熱する)。液がさめたら、うわずみを容器に移す。

 さて、いよいよこの「魔法の液体」を使って実験してみましょう。小さな透明(とうめい)コップなどに「魔法の液体」を10〜15ccほど入れ、それに調(しら)べたい液体(水道水、洗剤、酢など)5ccほど注(そそ)ぎます。色の濃(こ)い液体や、粉(こな)やつぶなどの固体(こたい)を調べたい場合は、水で薄めたり、溶(と)かしたりして混(ま)ぜます。すると…どうでしょう。液体の色は、どのように変化しましたか?

写真

 水溶液(すいようえき)の性質(せいしつ)

 この魔法の薬(くすり)は、水溶液の性質を調べる実験でした。皆(みな)さんは、「酸性(さんせい)」や「アルカリ性(せい)」という言葉(ことば)を知っていますか。これらは水溶液の性質を表(あらわ)すものです。6年生でもう少し詳(くわ)しく学習(がくしゅう)しますが、水溶液とは、ものを水に溶かした液体のことです。「魔法の液体」は酸性のものに出合うと赤っぽく、アルカリ性のものと出合うと青緑(あおみどり)色っぽい色に変化します。つまり「魔法の液体」が変化した色によって、その水溶液の性質が分かるのです。自主(じしゅ)学習で「魔法の液体」を使って、身(み)の回りにある水溶液の正体を確(たし)かめてみましょう。

 (金沢星稜大(かなざわせいりょうだい)さとうフィールド 木下恭一(きのしたきょういち))=さとうフィールドの皆さんは教師(きょうし)を目指(めざ)して勉強(べんきょう)しています。

参考文献(さんこうぶんけん) 「魔法の科学実験:理科好(ず)きの子どもを育(そだ)てる」(山村紳一郎(しんいちろう)著、日本実業出版社(にぽんじつぎょうしゅっぱんしゃ)、2007年)

 http://www.chuden.co.jp/kids/ecoland/idea/06/03.html

 

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