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惜別の情 善意に変え かほく・スナック桂

北陸中日新聞社会事業団にカラオケ大会参加者からの善意を寄託した山口成子さん(左)と塩谷清子さん=かほく市浜北で

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閉店前に集め本紙社会事業団へ

 かほく市浜北、スナック桂が九日、北陸中日新聞津幡通信部を通じて同新聞社会事業団に三万百二十円を寄託した。昨年十二月に八十一歳で亡くなった店主山口求(もとむ)さんをしのび八日に開いたカラオケ大会で、参加者から善意が寄せられた。

 店は山口さんの死去により、八日の大会を最後に三十五年の営業を終えた。九日は、山口さんの妻成子さん(79)や一九八三年の開店当初から山口さんと店を切り盛りしてきた従業員の塩谷清子さん(65)らが店内のグラスやコーヒーカップなどの後片付けに追われた。

 成子さんも長く店に関わってきたが、二〇一二年に病気を患ってからは、山口さんが塩谷さんら従業員二人とともに昼はカラオケ喫茶、夜はスナックとして店を営んできた。一六年四月からは毎月、「歌仲間歌謡祭」と称してカラオケ大会を開き、山口さん自身もマイクを手にしていた。

 成子さんは「店の外観は年数相当だけど店内はきれいでしょ」とがらんとした店内を見やり、「(閉店に)悔いはない」と寂しさをこらえた。塩谷さんは「歌仲間の皆さんの善意。社会福祉に役立ててもらえばマスターも喜ぶはず」と話していた。 (島崎勝弘)

 

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