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【始める】グラウンドゴルフのすすめ(3) ルール他人に優しく 自分に厳しく

山越さんの指導を受ける基村記者(右)=石川県かほく市で

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 グラウンドゴルフに初めて挑戦した時のこと。クラブで打ったボールを入れる金属製の円形枠(ホールポスト)まで二十五メートルの一ホール目は、緊張しながらも何とか四打で入れることができた。この状態をグラウンドゴルフに比較的近いゴルフでは「カップイン」と言うが、「グラウンドゴルフは『ポストイン』かな」と勝手に思い込んでいた。

 「『トマリ』と言うんですよ」。見透かされたように、付き添いをしてくれた石川県グラウンドゴルフ協会事務局長の山越真一さん(70)が教えてくれた。

 どこかで聞いたことがある言葉だと考えていたら、グラウンドゴルフが産声を上げた鳥取県泊村(とまりそん)(現・湯梨浜町)を思い出した。「発祥の地に敬意を表しているんですよ。イメージもぴったりでしょ」と山越さん。納得しながら次のホールに向かった。

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 初挑戦では、当然のことながらボールを一打でトマリにするホールインワンは達成できなかった。グラウンドゴルフのルールでは、ホールインワンを一打として数えるのではなく、合計打数から三打差し引くことになる。「初心者でも必ずできないことはなく、このおかげで経験者に勝つこともあるんですよ」と山越さん。これがゲームを面白くしている一つのようだ。

 他のプレーヤーが打つときは静かに、ゲーム中はアドバイスを受けてはいけない−。グラウンドゴルフのルールはいたってシンプルだ。最大の特徴はゲーム中の判定はプレーヤー自身で行うこと。審判員はいない。山越さんいわく「他人に優しく、自分に厳しく。自主性を大切にしながらプレーするようルールがつくられています」。今はシニア愛好者が圧倒的に多いが、経験者が語る「子どもたちにもぜひ取り組んでほしいスポーツ」との言葉に納得した。 (基村祐一)

 

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