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北経随想|アジア随想

地域社会との強い絆 勝原隆彦

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 二〇一四年六月に成立した「小規模企業振興基本法」は、事業者が成長発展することのみならず、事業を持続的に発展させていくことが重要であることを位置づけ、小規模企業に光が当てられました。

 古くから地域の社会基盤を構築し、コミュニティーの維持に大きく貢献してきた企業は、小さくても地域に密着した経営を継続し、まちづくりに貢献してきました。

 このような小規模企業に寄り添い、活力が最大限発揮できるように支援をしている商工会では、三年前から北陸新幹線開業を好機ととらえ、会員事業所の販路開拓支援として、富山県内、首都圏内での展示商談会・販売会を随時開催してきました。地域で愛されてきた逸品を全国に発信するために、首都圏をはじめ、多くのバイヤーに売り込み、百貨店などとの取引も始まりました。商品のブラッシュアップや販売ノウハウなどを蓄積し、販路拡大につなげ、富山県の知名度を向上させました。

 小さな企業の経営資源である人的資源、設備・技術・情報・資金は限界がありますが、経営の革新で、アイデアや創意工夫で小回りの利く対応は競争優位になります。

 地域に密着した商工会は「行きます」「聞きます」「提案します」をキャッチフレーズに、事業者の皆さんと事業を持続発展するために、多様できめ細かい伴走支援に取り組んでいます。地域における経済の安定や、地域住民の生活の向上、交流の促進に寄与しています。

 あなたのまちの身近な小さな企業をぜひ応援ください!

  (富山県商工会連合会事務局次長)

 かつはら・たかひこ 1954年、現在の富山市生まれ。金沢工業大工学部卒業後、富山県内の婦中町商工会に勤務。2013年4月から現職。61歳。

 

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