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北経随想|アジア随想

サービスにも鮮度 宮本寛之

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 数年前に「ゆるキャラ」「B級グルメ」「お取り寄せ」などご当地ブームは次々と新しい展開をみせていた。町おこしになり、その分地域も潤う。長引く不況をものともしない勢い。「いつも同じ味、同じサービス」から「そこでしか食べられない味」「そこでしか体験できないこと」に人気がシフトしたのだと感じました。

 北陸新幹線が開業し、県・地域の取り組みとして開業前とは違った新しいサービスに取り組んでいる様子にとにかく感心させられる。一方で、このサービスは生み出されてから時間の経過とともに色あせていくのではないかと思うようになってきた。これが「鮮度」です。

 良いサービスは継続すべきであり、安定的な提供を目指すべきですが、一方で、生み出した時の情熱や新鮮さを損なえば、たちまちその心遣いはお客さまに伝わらなくなってしまいます。適宜追加したり、お客さまの目線で見つめ直してみたりすることが必要になります。何事に対しても「お客さま本位」「観察力」「創意工夫」の姿勢を大切にしたいと考えます。

 お客さまのニーズにお応えできるよう二〇一五年七月十八日に休暇村能登千里浜はリニューアルオープンを迎えました。

 加賀・能登の伝統と現代的な装飾美が融合した「和モダン」をテーマにした空間へと生まれかわり、建物(ハード)が新鮮になった分、サービス(ソフト)面の鮮度が落ちないよう、これからも、休暇村だからこそできる取り組みを積極的に実施し、地域とのつながりを強化し、少しでも地域のお役に立ちたいと考えております。

 休暇村は、地域からの熱心な誘致活動により開設され、その後も地域の理解と協力を得ながら事業運営をしてきました。今でもスタッフによる地域貢献活動や地域情報の発信、地域イベントへの参加協力、新たな観光資源の開発などにも取り組んでいます。

 いつまでも新鮮なサービスをお客さまに提供し続けるよう地域の皆さまと協力し、共に取り組んでいきたい。 (休暇村能登千里浜副支配人)

 みやもと・ひろゆき 1975(昭和50)年、福岡市生まれ。福岡工大卒。98年休暇村協会入社。休暇村越前三国営業課長などを経て15年休暇村能登千里浜副支配人。

 

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