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北経随想|アジア随想

青年よ すべからく奮起せよ 山本佳裕

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 今年日本の景気動向は好転の兆しが見え始めている。そのような報道などに期待を高める半面、実感として感じないのが地方経済の実情だろうか。

 しかし、北陸新幹線の開業がようやく姿を見せ始め、その路線は敦賀までの延伸、さらには関西圏への接続の道筋が見え始めている状況は、石川県にとっては百年に一度のチャンスではないだろうか。

 首都圏へのアクセス向上は人口流出の懸念も考えられるが、この石川がもっと身近にもっと気軽に行ける場所へと変化する。私が住む白山市にもそのチャンスを形にしようと白山駅の実現に向け市民の意識を高めている。

 しかし、その意識は市民の総意にまでは高まっていないのが実情。なぜ必要なのか、車社会の石川においてその緊急性、必要性について反対意見がある中、駅があることによる地域の発展について、ぜひ先見の明を持って五十年、百年後を考えてほしい。

 そのために必要な力こそが次代を担う私たち三十代、二十代の若者の人間力なのです。私は二十五歳の時に白山青年会議所(JC)に入会しました。JCという活動機会の中で、地域の中で生かされていることや、取り組むべき仕事のあり方を学びました。

 決して誰かが懇切丁寧に教えてくれるわけではなく、たくさんの人に出会い、刺激され、自ら問題を考え、答えを探し導き出す。さまざまな誘惑や仕事や家庭での責任など決して暇な時間などはないが、ジレンマの中でもがくことで成長できると学びました。

 「ちょっと無理して出かけてみよう」。私たちの世代が一人でも自分の住まうふるさとに関わり、考え、行動することでこの街の未来が創られていく。 (白山青年会議所第44代理事長)

 やまもと・よしひろ 1975(昭和50)年、石川県白山市生まれ。97年東京農業大農学部造園学科卒。同年グリーンハウス・ユゥ入社。2007年取締役、12年代表取締役社長。

 

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