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関西発UIターン 発掘 石川県、大阪に相談センター

関西圏の拠点開設を祝う関係者ら=大阪市で

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 石川県は五日、大阪市北区の県大阪事務所内に常設の相談拠点「いしかわ移住UIターン相談大阪センター(ILAC大阪)」を開設した。金沢、東京に次ぎ三カ所目で、関西圏の体制を強化。イベントなどを通じて学生や社会人の希望者を掘り起こし、専任の就職相談支援員がきめ細かくサポートする。(田嶋豊)

 大阪駅から程近い県大阪事務所が入るビルで同日、開所式があり、谷本正憲知事が「県内経済の活力を維持、向上するには人手不足対策が不可欠。ここはUIターンの最前線でもあり、具体の成果につなげたい」と式辞。関西石川県人会連合会の井上作雄会長、県と就職支援協定を結ぶ立命館大の松原豊彦副総長が祝辞を述べた後、屋外看板を除幕し、新たな船出を祝った。

 センターは人材派遣パソナに運営を委託し、移住希望者に県内の就職情報や移住支援制度などを紹介。県内企業の説明会をはじめ、転職イベントへの出展、協定を結ぶ十二大学でセミナーなども実施する。

 知事は取材に「ILAC大阪の存在をしっかり周知し、県内企業との交流、懇談の場を持つことが大事。関西圏には伸びしろがあり、石川県の勢いを支えていただければ」と述べた。

 県の調査によると、大学進学者のUターン率は関西圏が約五割、関東圏が約四割。ただ社会人のUIターン者をみると、関西圏は二〇一六、一七年度の二カ年で八十二人で、関東圏の四分の一にとどまる。ILACではこの二カ年で計三百七十三件の転職マッチングを行い、家族を含めて計六百二人の移住に結びつけており、関西での取り組みも期待される。 

 

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