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北陸経済ニュース

プリンスホテル 金沢進出の意向 社長「特色打ち出す」

金沢へのホテル進出に意欲を見せる小山正彦社長=金沢市の中日新聞北陸本社で

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 国内大手ホテルチェーンのプリンスホテル(東京)が十三日、自社ホテルがない「空白地帯」の北陸への進出に前向きな姿勢を見せた。北陸新幹線の開業で観光客が押し寄せる金沢で他社に先行されたものの、新幹線の関西延伸を見越して富山、福井両市を含めた三県での展開も狙っている。(嶋村光希子)

 「われわれとしてもあまり出遅れないようにしないといけない」

 小山正彦社長は同日、金沢市の中日新聞北陸本社での取材に危機感を表した。プリンスホテルは現在、国内外に七十四のホテル、三十一のゴルフ場、九のスキー場などを展開するが、北陸三県ではゼロ。「これまで進出の話はあったが、うまくいかなかった」(関係者)という。

 新幹線開業前年の二〇一四年、金沢市に営業拠点を開設。「新幹線が延びる予定もあるし、楽しみなエリア」(小山社長)として調査し、進出のチャンスをうかがっていた。その間、新幹線開業で北陸は注目を集め、国内外のホテルが相次いで参入。プリンスホテルにとって金沢は魅力的な重要な拠点になったが、「出遅れ感」もあった。

 プリンスホテルが念頭に置いているのが宿泊特化型の新しいブランド。二十〜三十代をターゲットに客単価を安くし、スマートフォンで予約やチェックイン・アウトのできる便利な仕組みを目指す。新ブランドとは別に、大規模会議を誘致できる規模の施設も想定している。

 新幹線が敦賀(福井県)に延伸する予定の二三年春までにホテルが開業するかは現時点では不明だが、金沢は既に競合施設が多く「供給過多」の懸念も出ている。小山社長は「金沢は伸びしろがある。他社と同じようなホテルでなく、何か特色を打ち出すのが大事」と自信を見せた。

 

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