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北陸経済ニュース

研究開発センター 来月中旬に稼働へ コーセル 電波暗室の機能強化

電源装置が発するノイズを測定する電波暗室=富山市のコーセル研究開発センターで

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 電源装置製造のコーセル(富山市)は十月中旬、同市上赤江町に新設した研究開発センターの運用を始める。本社工場(同町)と立山工場(富山県立山町)の開発部門の社員ら約二百五十人がセンターに移る。十日、センターを報道機関に公開した。

 センターは鉄骨造り五階建てで延べ面積八千二百五平方メートル。七月に完成した。電源装置から発する電磁波(ノイズ)を測定する五つの「電波暗室」のほか、沿岸地域で使用される機器向けの「塩水噴霧試験室」と火山ガスや切削油などに含まれる硫黄への耐性を試す「オイルバス試験室」も設けた。

 コーセルによると、モノのインターネット(IoT)の進展に伴い、電源装置が発するノイズが他の通信機器を妨害しないよう求める声が高まっている。センターの開設により、本社工場などに三室ある既存の電波暗室の機能を拡充した。

 事務所と作業場を同一フロアにまとめた千三百平方メートルほどの空間もあり、開発者間の連携も期待される。谷川正人社長は「開発や技術力向上のスピードアップを図るために建設した施設だ」と話した。 (阿部竹虎)

 

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