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北陸経済ニュース

加賀の伝統 見て、泊まって 金沢 町家ギャラリー兼ゲストハウス

伝統工芸品を紹介する目細勇治さん=いずれも金沢市彦三町で

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 創業四百四十年余で、針の製造販売を手掛ける目細(めぼそ)八郎兵衛商店(金沢市)が八日、石川の伝統工芸品を展示、販売する二階建てのギャラリーを同市彦三町に開設する。築八十五年以上の町家を改装し、ゲストハウスを併設した。(嶋村光希子)

目細八郎兵衛商店

 「ギャラリーしらいと」と名付け、一階の約二十平方メートルに地元の工芸作家十一組が作った水引や加賀ゆびぬき、加賀繍(ぬい)、九谷焼、和紙アクセサリーなどを並べた。商店は釣り道具も取り扱っており、投網と手作りのカラフルな浮きを組み合わせた飾りや昭和初期の釣り針や釣り糸もギャラリーで展示した。茶だんすや机などの古道具を展示台に使った。

 二階の宿泊スペース「ひこそのまちやど」は二部屋あり、一階の台所や風呂を使える。国内外からの宿泊客を見込む。

ゲストハウスの「ひこそのまちやど」

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 商店が自社の倉庫の隣にある町家を住人から譲り受け、伝統工芸を紹介する拠点として有効活用しようと開店を決めた。二十代当主の目細勇治さんは「地元の工芸や文化の魅力を発信し、多くの人に町家や金沢の良さを知ってほしい」と話した。

 ギャラリーの営業は金−日曜の午前十一時〜午後五時。開店日の八日は午後二時から目細さんらのトークがある。加賀ゆびぬきの実演もある。

 目細八郎兵衛商店は一五七五(天正三)年に縫い針店として創業。縫い針から発展した加賀毛針は石川県の伝統工芸品に指定されている。裁縫道具や羽根を使ったアクセサリーなども人気。問い合わせは同商店=電076(231)6371=へ。 

 

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