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新幹線延伸 石川の対策は 検討有識者委が初会合 

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本年度内に策定

 二〇二三年春の北陸新幹線敦賀開業を見据え、石川県の指針となるアクションプランの検討有識者委員会の初会合が五日、県庁で開かれた。専門的な見地から課題や魅力づくりなどについて意見を交換。官民挙げて取り組むプランを本年度内に策定し、金沢開業に続く「第二開業」に向けた準備を本格化させる。(田嶋豊)

 委員会は経済や観光、行政の関係者や学識経験者ら二十二人で構成。金沢開業時に掲げた「おもてなしの向上」「食文化の魅力向上」「歴史・景観をいかした地域づくり」のテーマを継承しつつ、新幹線開業前後の環境の変化や南加賀の特色などを踏まえ、新たな方向性を定める。

 金沢経済同友会代表幹事の福光松太郎さんは「温泉や歴史・文化を再編集し、アクティビティー(体験)プログラムを作れるかがポイントだ」と指摘。一七年の奥能登国際芸術祭を例にアートの活用などを促した。県観光総合プロデューサーの早川和良さんも「ニュースがない限り、誰も振り向かない。新しい発想で創りあげていく視点が大事だ」と話した。金沢大教授の高山純一さんは「小松空港と新幹線の活用法をPRすべきだ」と強調。北陸三県内の並行在来線を結び、温泉地を周遊する観光列車の導入も提案した。

 訪日外国人らの利便性を高めるため、宿泊施設や小売店などでのキャッシュレス決済の導入や交通ICカードの一本化、女性の視点を活用したプランニングといった課題も指摘された。

 終了後、谷本正憲知事は報道陣に「伝統工芸やものづくり企業の集積、温泉や自然など良い素材を持ち合わせている地域。ニーズをしっかり分析しながら、どうまとめ上げ、アピールしていくのかが問われる」と話した。

 

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