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北陸3県と韓国 新たな連携探る 福井で経済交流会議

北陸三県と韓国日本海側地域の連携の道を探る参加者たち=福井市の県国際交流会館で

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 北陸三県と韓国の日本海側地域の交流拡大を目指す第十九回北陸・韓国経済交流会議が二十七日、福井市の県国際交流会館で開かれた。北朝鮮を巡る緊張緩和の動きを受けて「日韓新ステージにおける地域間連携」をテーマに、両地域の企業経営者や行政関係者ら約百六十人が、新たな連携の道を探った。

 主催者の一つで事務局を務める北陸環日本海経済交流促進協議会(北陸AJEC)の久和進(きゅうわすすむ)会長は「南北首脳会談、米朝首脳会談があるなど、今年は将来に向けて明るい兆しが見えてきた年」とあいさつ。日韓経済交流のさらなる拡大に期待を込めた。

 韓日経済協会の徐錫崇(ソソクスン)副会長と、一九七一(昭和四十六)年から韓国・大邱(テグ)広域市に工場を置く日華化学(福井市)の江守康昌社長らが講演した。

 徐副会長は「近年、北陸では若手の人材が不足する一方で、韓国では就職難が続いている」と指摘した上で、「北陸の企業が優秀な韓国の若者を採用するなど、真に連携するべき時代が来ている」と強調。江守社長は「日韓の企業連携は新たな局面に来ている。韓国のFTA(自由貿易協定)を活用し、両国の技術者が協力して技術革新を進めるなど、新たな展開がある」と話した。

 「幸福度ランキングの意味するもの」「日韓新ステージにおける地域間連携」と題したパネルディスカッションもあり、両国の企業経営者や研究者らが意見交換した。 (藤共生)

 北陸・韓国経済交流会議 北陸経済連合会と北陸AJECが韓日経済協会と連携して開催している。1999年に当時の小渕恵三首相と金大中大統領が合意した「日韓経済アジェンダ21」を受けて2000年から始まった。福井、石川、富山の三県と韓国の日本海側4地域=江原道、慶尚北道、大邱(テグ)広域市、蔚山(ウルサン)広域市=が毎年、日韓で交互に会場にしている。

 

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