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北陸経済ニュース

マルエー 病院食参考に販売 栄養士監修 総菜セット

「からだデリ」の総菜セット2種類

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素材を生かし、バランス重視

 食品スーパーのマルエー(石川県白山市)は二十二日、管理栄養士が監修した総菜セット二種の販売を始めた。現代は栄養の過剰摂取によるメタボリック症候群や生活習慣病が広がる一方で、高齢者らの栄養不足が心配されている。病院食を参考に野菜たっぷりで栄養バランスの取れた食事を提案する。(嶋村光希子)

 総菜セットは主菜が「あじの南蛮漬け」と「鶏と野菜の味噌(みそ)煮込み」の二種類で、副菜にホウレンソウのごまあえやゴボウサラダ、野菜の煮物などを添えた。一食あたり三百三十キロカロリー前後にし、野菜は一日に必要な量の三分の一以上に当たる百五十〜二百五十グラムを使い、塩分を二・五グラムに抑えた。栄養バランスを重視し、全体のカロリーに対してタンパク質を15〜20%、脂質を20〜25%、炭水化物を50〜60%にした。

総菜セットを試食する参加者=いずれも石川県能美市内で

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 今回の総菜セットは、全国国立病院管理栄養士協議会が監修している弁当ブランド「からだデリ」の一つ。料理レシピなどを扱う情報サービス業のグローカル・アイ(大阪市)が全国のスーパーなどと連携し、地元で親しまれる料理を取り入れるなどして展開している。北陸三県に本社があるスーパーではマルエーが初めて連携した。

 マルエーの商品は国立病院機構の七尾病院(石川県七尾市)と金沢医療センター(金沢市)の病院食を参考にした。エーワン食品(金沢市)が製造し、マルエーの計二十七店舗で販売している。いずれも税込み五百三十八円。

 試食会が二十二日、寺井店(能美市)であり、金沢市の主婦山本実希さんは「素材の味が生きていておいしい。健康のため両親にも教えたい」と話した。

 開発に携わった金沢医療センターの斎藤秀和副栄養管理室長は「適切な栄養素で地域の人が病気にならないように一役買えたら」と述べた。マルエーの山本壮一郎営業企画室長は「お客さまの食の健康志向は高まっている。どんどん新しい商品を出したい」と意欲を見せ、グローカル・アイの田崎和弘社長は「食を通じて健康を届けたい」と語った。

 

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