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コラム記者@

水の恵み

 富山市八尾町での取材の帰り道、真っすぐ続く神通川の水路を見つけた。水は近くの北陸電力薄島(うすじま)発電所に向けてとうとうと流れてゆく。北電によると、発電所は一九三七年に稼働し、現在も北陸各地へ電気を送っている。

 水路を見て、七月末まで勤務していた愛知県東三河地方の豊川(とよがわ)用水を思い出した。山間部から渥美半島まで約八十キロにわたって水を運び、市町村別農業産出額全国一位の同県田原市などを支えるこの用水は、今年通水五十周年を迎えた。

 東三河の農業関係者から「水は生き物全ての根源」という言葉を聞いたことがある。水が生活を支え、生活が経済を回す。水と暮らしを見つめる経済記者を目指そうと、心に誓った。 (阿部竹虎)

 

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