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コラム記者@

信用は戻るか

 信用金庫から最も大事な「信用」が失われている。最近、不祥事が相次いで発覚しているからだ。富山県魚津市のにいかわ信金と福井県大野市の越前信金で顧客の預金などを狙った着服事件があった。富山県高岡市の高岡信金は当時の理事長が酒酔い運転の疑いで逮捕され、辞任した。組織のトップが「飲んだら乗るな」の自覚がないことに驚いた。

 中小零細企業や庶民の大事なお金を扱う金融機関の仕事は信用がないと成り立たない。日ごろ、信金の経営陣に取材すると「地域貢献」という言葉をよく口にする。しかし、これでは地域貢献どころか、地域にとって迷惑な話でないか。個別信金の話でなく、業界全体の信用、信頼につながる問題。信金業界は襟を正して出直すしかない。 (坂本正範)

 

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