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コラム記者@

原風景

 連休で約一年半ぶりに愛知県内の実家に帰省したら、地元周辺が様変わりしていた。

 家から車で五分の場所に米国発祥の某有名コーヒーチェーンの路面店ができたという。衝撃だ。子ども時代は最寄り駅に快速電車が止まらないことをさんざん友人にからかわれていたというのに。早速近くに行ってみると、周りにも真新しい店舗が立ち並び、もはや前の風景が思い浮かばない。バドミントン部だった高校時代に通ったスポーツ用品店は建物もなくなっていた。

 古里が発展してくれるのは大いにうれしいが、なぜだろう。昔の風景のことばかりが気にかかる。「何もない」と言い続けていた場所が、気付かぬうちに子ども時代を彩ってくれていたのだなあ。 (織田龍穂)

 

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