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コラム記者@

再発見

 最近、公共交通機関をよく使う。万葉線で「日本のベニス」と呼ばれる新湊・内川を目指し、えちぜん鉄道で永平寺へ。コミュニティバスで金沢市内の狭い路地も巡る。マイカーで何げなく通り過ぎていた場所が、歩けば別の風景。待ち時間で周辺を散策し、昼食でビールも注文できる。沿線の街で商店街へ足を向けると、にぎやかな通りがあれば寂しい「シャッター通り」も。

 先日、あいの風とやま鉄道福岡駅近くの小さな店で見つけた名刺入れを衝動買い。「越中福岡の菅笠(すげがさ)」の技術を生かした商品だった。菅笠が四百年の歴史を持ち、全国シェアが九割超だと後から知った。地域を再発見できる身近な「旅」はなかなかいい。車のハンドルを握る機会がますます減りそうだ。 (坂本正範)

 

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