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コラム 風紋

心打つ便り

 「母が百二歳で人生を卒業しました」。かつて世話になった人からこんな書き出しの年賀欠礼状が届き、思わず読み入った。「大正、昭和、平成を生き抜き」九十四歳で孫まで三世代で北欧旅行をし、その後はひ孫も加わって国内温泉旅行を楽しんだとのこと。別の人からは「五十六年間連れ添ってくれた妻をなくしました」とのはがきをもらい、早速お悔やみの便りを送った。

 定型文とは違い、大往生の母や生涯の伴侶へのあふれる思いが伝わってきて心を打たれた。近ごろ面倒に思っていた年賀状書き。今年は家族の無事に感謝し、心を込めて書きたい。 (経済部長・鈴木宏征)

 

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