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コラム 風紋

まくらの小三治

 「まくらの小三治」。現在の落語界で唯一の人間国宝、柳家小三治さんの異名。噺(はなし)の導入部「まくら」がやたら面白いのだ。

 十月十九日に金沢市である小三治さんの独演会を楽しみにしている。かつて小三治さんの「まくら」ばかりを収めた文庫本二冊を読んで大ファンになったから。

 久しぶりに本棚の奥にあった二冊を読み始めるともう止まらない。バイクの車庫に住みついたホームレス、海外での珍道中、長年続く句会…。抱腹絶倒。かと思うと、芸者屋の娘との切ない縁のように思わずほろっとする話も。あと一カ月余り。とにかく待ち遠しい。 (経済部長・鈴木宏征)

 

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