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コラム 風紋

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 西日本に大雨特別警報が出た六日、石川県の七尾市役所では地域防災計画を見直す会議が開かれていた。津波の高さや浸水域を示すハザードマップに関して住民の代表が説明会の予定を尋ねたのに対し、市の担当者は「今のところ考えていません」。生真面目な返答に場の空気が重くなった。

 トップの「やればいいじゃないですか」の一言に助けられたものの、行政マンと一般市民とのギャップを感じさせる一幕だった。マップは市民が理解し、生かしてこそ意味がある。被災地が語る通り、迅速な避難行動には官民の危機意識の共有と信頼関係が欠かせない。 (七尾支局長・鈴木弘)

 

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