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コラム 風紋

希望のかなた

 フィンランド映画の名匠アキ・カウリスマキ監督の「希望のかなた」は、シリア内戦で家族を失い、戦火を逃れてフィンランドに流れ着いた男の物語。難民申請は却下され、街で右翼的な自警団の暴力に遭う。一風変わったレストラン経営者が救いの手を差し伸べるが…。かのムーミンの国で排外主義と差別的な集団が台頭しているという。監督はその現実を正面から取り上げた。国に帰ろうにも帰れない難民に出会った時、あなたならどうするか−。おなじみのユーモアとともに、カウリスマキ監督にそう問いかけられた。金沢市のシネモンドで二十六日まで上映。 (文化担当・松岡等)

 

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