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コラム 風紋

木の話

 木と木は話をしている。まるでおとぎ話だが、少なくとも意思を伝え合ってるらしい。「樹木たちの知られざる世界」(早川書房)によると、キリンは木の葉をえさにするが、アフリカのサバンナアカシアはキリンが食べ始めると葉に有害物質を集めて追い払う一方、エチレンガスを発して周りの仲間に危険を知らせるそうだ。他にも地中の菌糸を介して連絡するとか、音で反応し合う木もあるというから驚異の世界だ。そう言えば最近、熊や猪(いのしし)がやたら出没するが山林を壊してきた人類への樹木の警告かも。動物を操るガスでも発したりして…。自然は侮れぬ。 (編集局次長・中島健二)

 

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