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コラム 風紋

日常のおかしみ

 先日、電車に乗った。終点まで四十分。二人掛けの通路側が空いており、近づくと、窓側の二十歳前後の女性が「ちょっと…」。待ち合わせだろうと納得したが、次の駅、そのまた次の駅でも姿は見えない。ならばよんどころない事情か。例えば、かばんの中に揺らしてはいけないものが入っているためとか、などと考えたが「らしい解答」は思いつかない。終着まであと一駅で「理由」が突然、現れた。それは友達。わずか三分間のための席取りだった。政治の世界は一寸先は闇というが、日常でも、予想を裏切ることはままある。それを楽しむのも悪くない。 (報道部長・有賀信彦)

 

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