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コラム 風紋

ロードキル

 あ、まただ。ネコかタヌキか。道路に横たわる動物の死骸。車が黒っぽい小さな塊を避けて通り過ぎていく。休日に支局近くをランニングしていたら、十キロほどの間にあわれな姿を次々と見かけた。さすがに一日で三匹の連続目撃は初めてだ。

 動物が車にひかれて死ぬ現象は「ロードキル」と呼ばれ、交通安全のほか生態系の観点からも問題視されている。石川県七尾市によると、昨年度は市内で八百二十九匹が確認された。タヌキが最も多く、続いてネコ、イノシシの順。クマだけではない。人間と動物の生活圏の交錯はこんな数字にも表れている。 (七尾支局長・鈴木弘)

 

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